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十場天伸 / つぼ

¥7,700 税込

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兵庫県神戸市の淡河(つくも窯)にて作陶している十場天伸さんの蓋物です。

このつぼは、焼き締めという技法が使われておりその静かな中に漂う表情がなんとも味わい深い作品です。

焼き締めは釉薬を掛けずに、地肌をそのまま固め高温で焼成し強度や水漏れを防ぎます。その為、土本来の質感が最も直に伝わってくる作風でもあり、様々な手ざわりを楽しめるのが魅力です。

蓋物は塩や砂糖を入れておくのに便利。(焼締の特性上、水分を含むものを入れておくと表面に水分が滲み出てくる場合がございます。)

●φ10cm 高さ9cm(蓋をした状態)
※寸法について、手作りの為1点1点誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
1点物のためこちらをお送りいたします。

※食器洗浄機、電子レンジ、オーブン、直火:いずれも不可

●スリップウェアとは
スリップとは泥漿状の化粧土を意味し、その化粧土を用いて装飾することに由来します。
スリップウェアは17〜18世紀に産まれ、元々飾りの絵皿でしたが鍋と皿を掛け合わせた実用性の高さからのちに庶民が使う雑器として扱われるようになりました。
その後時代と共に一度は淘汰されてしまったものの民藝運動により日本に伝わり復活を遂げたという興味深い背景を持ち合わせます。
現在も国内外問わずスリップウェアの趣を伝える作家が日々作陶しております。

●十場天伸 / つくも窯
1981年生まれの十場天伸は、神戸の都心から少し離れた里山で元々実家だった茅葺屋根の自宅を改装しご家族で暮らしています。
その周りに工房や窯を作り、同じく陶芸作家である奥様と日々作陶に励んでいます。
陶芸との出会いは島根の高校時代の頃だそうでその後、沖縄やアメリカへの留学を経て京都伝統工芸大学に進みます。
今まで度々目にする機会があったスリップウェアに惹かれ自身の作風を築いていったそうです。
2007年つくも窯を立ち上げる。
現在は、電気窯、登り窯、穴窯と作品作りの幅を広げ新しいことに日々挑戦しているそうです。
2023年春、更なる大きな作品づくりのため器の製作を一旦休止。

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