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野幌窯業工場製「片口」(Vintage)

¥3,850 税込

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札幌市の隣に位置する江別市野幌で作られていた片口です。
江別市は全道一の陶土地帯であり、特に赤い色のレンガはとても有名で北海道遺産の1つとされています。その昔、江別レンガは北海道中で重宝され様々な倉庫や工場、住宅の建築資材として使われていました。その名残が今でもいくつか残っており街の情緒を色濃くしています。

その昔いくつもあったレンガ工場の中に北海道開発株式会社という工場がありました。その工場は戦後日常用の陶磁器の不足に対応するため様々な器や民具となるの陶磁器を製作していたそうで、今回の片口はまさにその当時の物となります。ちなみにこちらの工場の製陶部門は1950年(昭和25年)に閉鎖されていることが確認できるため、それ以前の1940年代頃に作られていたもので、その当時の味わいを感じることができます。

また、その当時指導者の顧問として就任していたのが小森忍という人物。
小森忍に関しては江別市セラミックアートセンターに記念室があるので興味のある方はぜひそちらも覗いてみてください。民芸運動で有名な河井寛次郎や濱田庄司らとも交流のあった人物ですので民芸ファンの方は必見です!

この片口と呼ばれる器、文字通り口がついており元々は醤油や酒などを貯蔵する甕に移す際に使ったりするもの。本来の用途は食器ではないものの大きさや深さが丁度良く我が家でも日々大活躍している器の1つです。

サラダを盛りつけたり、煮浸しそれにフォーなどアジアンなお料理にも相性◎
玉ねぎやフルーツのストックにも最適なので、ぜひ日常使いの器として色々と試して頂きたいです。

※こちらの器は1つ1つ釉薬の色味 (緑系または黄系) に個体差がございます。アソートでの発送になりますが、ご希望の雰囲気などがございましたら注文時にお申し付けください。できる限り希望の雰囲気に近いものをお送りさせて頂きます。

●直径 約 21cm 高さ 約 9cm

※寸法について、手作りの為1点1点誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

※食器洗浄機、電子レンジ、オーブン、直火:いずれも不可

※この商品についてのコラムはこちら
http://ming-hokkaido.com/column/873?id=14

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